就任のご挨拶(函館高専・第9代校長 但野茂氏)

函館高専・第9代校長 但野茂氏

函館高専・第9代校長 但野茂氏

この4月1日に岩熊敏夫校長の後任として着任しました。9代目の校長とのことです。高専1期校として伝統と実績の有する函館高専にお世話になることになりました。教職員一丸となって、函館高専を次世代に向けて力強く前進させていく所存でおります。同窓生の皆様方には大変お世話になることと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

これまで、北海道大学大学院工学研究院人間機械システムデザイン部門バイオ・ロボティクス分野バイオメカニカルデザイン研究室を担当していました。専門分野は、機械工学の材料力学・塑性力学でしたが、生体・医療・福祉関連に研究をシフトしてきました。今の研究をキーワードで示しますと、機械工学、人間医工学、医療福祉工学、材料力学、筋・骨格系バイオメカニクス、医用診断・治療機器、放射線治療工学、高齢者ユニバーサルデザイン、といったところです。

ご存知のように、我が国は人口減少社会の局面に突入しています。これは出生数よりも死亡数が多く継続して人口が減少していく現象です。このことが地方と中央との経済格差が著しく広がり、我が国の経済発展を阻害する最大の要因と言われています。当然子供達の数も激減しています。高専の取り巻く環境が大変厳しいということになります。函館高専が高等教育機関としてこの地域に存続し、そしてどのように発展すべきなのか、真剣に考える時と思います。自治体や地元企業と一体となった地域連携体制が重要です。函館高専における地域との取組みが「文藝春秋」で紹介されています(2015.12月号、「地方企業を支える高専の底力」)。地方活性化の見本を是非この函館から、そして函館高専から発信していきたいと願っております。

函館には初めて住むことになりました。昔ながらの市電や、昭和のノスタルジーを感じさせてくれる街並みがあり、港町で、温泉もあり、教会や西洋風建物の異国情緒で、江戸からの歴史の町であったり、函館山の威容も圧巻で、とても魅力的な街です。実に気に入っています。高専の先生や職員の方も良くしてくれています。今後ともどうぞ宜しくお願いします。

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